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日比文化交流会開催が決まる 

来年2月、マニラ市内で


 河野喜一理事長と事務局はさる2月19日から21日までフィリピンを訪問、その間、在マニラ日本大使館の木宮書記官と会談しました。河野理事長らは会談の中で、地球文化交流会のこれまでの中国、イタリア、ミャンマーなど海外での文化交流活動を紹介。またフィリピンでも過去、美剣体道を地元の人に紹介してきた交流実績を披露、フィリピンでの文化交流会開催を持ちかけると、木宮氏は「フィリピンは気候は比較的凌ぎやすいこの時期、外務省主導で日比間の交流事業も盛んに行われるので、来年2月開催してはどうか」との提案を受けました。日比交流会開催の際には、在マニラ日本大使館の後援もいただけることになりました。

 地球文化交流会は96年2月、現地学生らと、また99年2月には、現地合気道団体と美剣体道による交流・稽古の場を持ちました。今回の訪比の際にも、99年に交流した合気道団体代表のトニーさんに面会、日比文化交流会の開催を持ちかけ、協力の快諾をいただきました。
(写真上は99年、フィリピン合気道団体との交流風景、写真下は96年、学生に美剣体道を教える河野理事長)

NPO発足4周年記念大会は箱根で9月開催

 NPO発足4周年記念大会は9月13日、神奈川県箱根町の富士屋ホテルで開かれることが決まりました。例年5、6月に行われてきた発足大会ですが、昨年3周年大会を中国で9月に開催したのを機に、理事長から今後は9月に開催するよう提案がありました。

地球に心配をかけない生き方を

河野喜一理事長

 人は病氣にかかり易い生きものです。
 何故 病氣になるのだろうと考えた。
 そうだ。
 病氣と言う症状は人間の身体が生み出す健康の一種なのだと氣がつく。
 病状が出ると 皆んな 驚いて 大変だ病氣になったと思うのだが 本当は 健康さまが働いて吾が身の中から追い出す 疲労物質 それが病氣でした。
 三月に入って 米國とイラクが戰争を始めた。
 考えてみれば此の戰争も國家の病氣の一つであろう。
 米國だけで戰争にならない。
 イラクだけで戰争はできない。
 人が病氣になる時 人は一人の中で二ツの流れが戰うから病氣になる。
 だったら
 米國とイラクは一人の人間と同じ様に 元来一体ではないのか。
 元来一体の存在だから其の中の二流れが國家の疲労物質を追い出そうとして戰争になると思う。
 最近の新薬は 抗生物質 が多い。
 薬が病菌を殺す けれど 同時に此の薬は大切な生きた細胞も一緒に殺している。
 さあ大変です。
 米國もイラクも大切な宝が澤山ある。
 その宝の中で一番の宝は 人 です。
 人の心です 人の精神です 人の魂です そして生きた姿です。
 一人や二人くらいの犠牲は仕方ありませんと言いますか。
 その人の中には何物にも変え難い宝が一杯入っているのです。
 病氣を治したいと願います。
 治病の根本は肉体組織の乱れを調えるところに在る。
 一人ひとり皆んな 体組織が微妙に異うのが人間なら其の人の病氣は自分自身の努力で調和させる体組織で治す以外 最良の法は無かろう。
 私達は地球文化交流会を作っている。
 國家も民族も地球文化であると思っている。
 戰争をせず 武力が必要無い世界が必ず在る筈です。
 地球が生きて 人類の生存を許してくれる その地球に余り心配をかけたくありません。

紀元二〇〇三年三月記