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済南市政府関係者が訪日

再度の文化交流会開催の要請を受ける

 昨年9月の「日中文化交流会2002」において、現地での受け入れ窓口となり全面的に協力してくれた済南市の対外貿易経済合作局局長らが来日。当事務局は8月4日、都内に会談の場をもちました。
 来日した局長の孟祥桓氏(左から3人目)、済南産業開発高新技術区管理委員会副主任、王暁軍氏(写真左端)、済南市紡織工業協会副会長、賈鳳美さん(右端)は、それぞれの抱負を述べて下さいました。
 地球文化交流会と済南市は9月の交流会以来、文化の面のみならずビジネスの面でも協力関係を築いてきましたが、孟局長は、「これからも両国の架け橋として交流を深めてゆくためにも、前回のような総合的な交流会を済南で開催してもらいたい」と、今秋の開催打診がありました。
 済南市は、新しい国際都市としての発展を目指し、大規模な市の改革を検討。約2兆円もの予算がくまれ、この5年以内に、市の面積を現在(200平方km)の約2倍に広げるという計画が進められていると説明された。
 ビジネス・経済の分野では、外国から沢山の企業が進出していると言う。孟局長は「こうしたビジネスチャンスの多いなかで、NPOとのつながりを大切にしたい」と重ねて強調して下さった。

事務局、イタリア支部を久しぶりに訪問

 地球文化交流会イタリア支部から、「ぜひとも来てほしい、一緒に美剣体道の稽古がしたい」との要請があり、事務局は6月11日、英国留学中の美剣体道の坂本東生師範代とともに、イタリア・ベニスに、マリオ・スピレーレ(写真右)、クラウディオ・アルツージ(左)の両氏を訪ねました。

箱根から始まる未来図

地球文化交流会理事長 河野 喜一

 今年の大会を箱根で開催する。
 昨年の大会は中国の山東省済南市で開催している。
 一年に一度の大会は単なる年中行事である道理は無い。
 是れは大きな 境目 であろう。
 其の境を越えねば次の世界が開けないのだが此の境目は 目に見えない境目である。
 過去が一点に凝縮されて次なる世界を爆發させる 神氣 が此の境目に当ると知るなら其の大会開催地が 重量感 を帯びてくる。
 現在 山東省も済南市も中国に於ける活力の基点になりつゝある様に 今回の開催地である日本国の箱根は やがて来る日本国活動源になる。
 ハコネ は日本語。
 日本語は言葉に魂が宿る。
 ハコネの ネ は音である。
 ハコを 方 と書き表すと 是れは道に祈りを籠める意味になる。
 どうやら今年の大会予定地の役目は 地球文化スピリットの祈り を集約させるところにある様だ。
 西欧の神話に ノアノハコフネ があって亡びゆく人類文化を残す救いの舟物語りを記す。
 日本国神話にハコフネ物語りは無いが ハコネから生まれる未来図を私達で創りたい。

2003.8.6

 当日は、美剣体道の型の練習を重ねた後、イタリアで稽古に励む弟子たちにと理事長から預かった素晴らしい色紙をプレゼントしました。なかなか気軽に足を運べないイタリアですが、坂本さくら事務局長は、「どんなに離れた国の異なった民族であろうと、武道を通じて日本の精神文化を理解してくれる人がいるということに、国際文化交流の意義を感じました。これからもよい関係を続けて行きたいものです」と今後の交流を約した。

創立4周年記念の会開催へ

箱根湯本富士屋ホテルで

 来る9月13日、地球文化交流会創立四周年記念の会を神奈川県箱根湯本の富士屋ホテルにて開催します。当日は、中国支部より代表団9名が来日、記念講演を予定しています。多くの方の参加をお待ちしています。