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「心貧しき時代、手を取り合って」

創立四周年記念の会盛大に


河野理事長を囲んで。右隣が瀬戸会長、その右隣が張偉氏

 NPO地球文化交流会創立四周年記念の会が9月13日、神奈川県の箱根湯本富士屋ホテルで開かれました。会員のほか中国から張偉・地球文化交流会中国支部長以下10人、穂真書道会(瀬戸秀穂会長)、中國武術・義龍會(廣瀬義龍代表師範)のメンバーら130人余が参席して盛大に、そして和やかに行われました。

 記念の会はまず、河野喜一理事長が挨拶。河野理事長は「鹿島で歩み始めて今回で4周年。いろいろなことがありましたが、これがNPOの仕事ですという意識でやったことは一度もない。いつでも、この国の一人として何とかして日本人が地球の上に生きていてよかった、そう思える国を作りたい、友を作りたい、そう思いながら、一生懸命仕事をしてきた」と振り返り、「今、世の中が不況だと言われるが、どこへ行っても旅行する人であふれている。いったい貧困などどこにあるのかと思われるが、心根が一番貧しくなっている。今ほど精神的にも思いやりという面でもこんな貧しい時代はない」とした上で「過去、明日食べる米がない時代があったが、それでも心の中に貧しさがなかった。しかし、今は本当に涙が出るほど精神的には貧困の時代。そういう中で、おれたちは本当に貧しいんだ、ということを知ってどん底で手をつなぎあってもらいたい。貧しさの中でみんなが苦しみ、苦労をわけあって生きていく、そういう会にしたいと今は思っています」と今後の方向性を示しました。

文化交流会四周年紀元の集りへ

地球文化交流会理事長 河野 喜一

 箱根の富士屋ホテルが会場で澤山の人達が文化交流の花を咲かせてくれました。
 楽しく嬉しい一日でしたが其の流れが其処から未来を生みます。
 箱根をハコネと読みますが別の文字を当てますなら「方根」と書き此れもハコネと読みます。そして方根の「方」は四方八方の事ですから四方八方の中心点をハコネと申せましょう。
 四方八方の中心点 世界の中心点 をハコネと言うなら 其処を意識する者にとって其処から人生を振り出す人にとって 此の集まりは最高の時間帯と申せましょう。
 斯く言う理事長にとって 正に 今回の集りは漸く迎えた天の機に乗る広場に立つ思いでありました。
 交流会の会員諸賢により良き人生の花束を贈りたいと希っております。

2003.9.22

「来年四月、桜の下で再会を」と張支部長
 続いて、張偉支部長は「今日また皆様にお会いできてうれしい。昨年9月、中国山東省にお越しいただき、皆様の力で、書道、華道、武術、いろいろな文化交流活動を通して、済南市の市長はじめ市民の皆さんが深い印象をもちました」と昨年9月、中国山東省で行われた3周年の成功を振り返った上で、「皆さんが植えた桜が今年4月、花を咲かせました。地球文化交流会も、桜の花のように、毎年花を咲かせるよう、ますますの発展と皆様の健康を心より願います。来年の桜の咲くころ、また皆様にお会いできればと思っております」と語りました。

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