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美保小児童が美剣体道を体験

本部道場に理事長を訪ねる

 神奈川県山北町の道場に1月27日、地元の美保小学校6年生の古瀬先生と児童5人が体験学習に訪れ、河野喜一理事長や河野容雄師範から美剣体道の手ほどきを受けました。
 理事長はまず、「美剣体道は、日本人の心の支えになっている天皇家に代々伝わってきた武術。他の武術との大きな違いは、多くの武術が、相手のスキを見つけてうち負かすのをよしとしているのに対して、美剣体道は、相手と仲良くし、お互いに体と心を鍛えていく武術です」と紹介しました。
 続いて実際の稽古を披露。初めの「礼」も、手の中に武器をもっていませんと見せるためという意味があると説明、手を振りかざしてくる相手にも、「力で向かうのではなく仲良くしようとするものだから相手に近づきふっと横に入って相手の力を利用して投げる」と解説しながら、美剣体道のいろいろな技を見せました。相手役の河野師範が空手チョップや真剣を振りかざしてきた場合にも、八十歳を越える理事長が体を動かすだけで、師範が投げられてしまう様子に、児童たちは驚きをもって見入っていました。
 実際に児童も、理事長や師範相手に体道を“体験”した後、最後に理事長は、世界各地で行ってきた地球文化交流会の文化交流活動について、アルバムを見せながら紹介しました。

第3回筆の館」開かれる

 河野理事長の個展「第3回筆の館」が今年3月12日から14日まで東京・銀座のOS画廊で開かれました。個展には、理事長の筆に成る書画40〜50点が展示され、期間中日本全国から理事長ゆかりの人が訪れました。

初心に還ろう!

地球文化交流会理事長 河野 喜一

 新聞にさまざまな記事が載っている。
 ニュースは實状を ありのまま 報道するのが原則だと言っている。
 本当だろうか?
 人間の身体一つ取ってみても自分自身で吾が身がどうなっているか明確な判断が出来ないだろう。
 健康な筈の吾が身が いつの間にか病氣を呼び込んでいることもある。
 病氣と思っていたら本当は氣の迷いだった事もある。
 ましてや世の中 社会 世界 それらが今如何なる状況に置かれているかを明確に判断できる道理が無いのだ。
 地球上に沢山の民族が存在する。
 俺は文明人だ 彼等は未開の民族だと認識するエリート民族が 眞實此の世を理想の社会に造り上げようと努力しても エリート民族が掲げる理想は所詮その人達の独断意識に過ぎない事が多いのだ。
 洪水の対策をしましょうと協議して河口堰を築いたりダムの建設をする 其の結果 洪水は防ぐ事になった けれど 海から河川へ登ってゆく生氣を遮断してしまった。
 海から河川へ登る生氣には塩神の氣が入っているので河川の底を其の氣が這い昇りながら河川の腐敗を消し病巣を消す力があるのだが 全く計算に入れず施工するエリート民族の智能が やがて 河川の生物を病ましめ沿岸の生体を滅してゆくのだ。
 現代文明 現代情報網
 此の辺りで初心に還って貰いたい。
 地球文化精神の心からなる願いを代弁させていただいた。

2004年3月3日

  理事長の個展は、平成6年に東京・巣鴨で催された第1回、平成10年に新宿・京王百貨店で開かれた第2回に続くもの。

 会場には、色紙大の小さなものから、大きな軸・額などが展示、販売もされました。また、会場を訪れた河野理事長が、その場で筆をとられる場面もありました。