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■NPO地球文化交流会


                    河野喜一理事長
地球文化交流会館の模型を見入る河野理事長と現場責任者の張偉氏

 せっかちな性格の日本人と大陸性を持つ中国人が一緒になって地球の危機脱出を希い、地上民族の繁栄を希って、「文化交流会館の建設」が始まった。一カ年経って漸く基礎設計が完成したので俄に済南市を訪れることになった。折から、聊城市の師範学院が理事長宛名誉教授の認証式出席を希望してきたので、聊城市の市長への交流も果たすことができた(写真右中)。
 年が改まる紀元二〇〇二年の九月には、文化交流会館の完成を祝って三周年の記念大会を済南の地で開催できることと思う。
 建物は大地の上に建つ。大地に心があって、大地が気に入らぬ建物を建てても繁栄はない。まず私達は中国という国の心に結び、済南市の心に結び、建設する会館の姿を大地の歓びに合わせねばならない。その敷地内に丘を築き川を流し滝を落とし、樹木を植え、花を咲かせ、薬草を栽培する、人が集まる、人が栄えて国が栄える。
 その希望を掲げて私達の旅路が続く。
 心の友、此処に集へかし!

二〇〇一年九月十八日 記

書を受け取る河野理事長 聊城師範学院名誉理事長の認証

地球文化交流会中国文化交流の旅2001


(9月8日〜13日)のメーンは、十日に行われた聊城師範学院での河野喜一理事長の名誉教授授与式。同学院と当会は一昨年、中国での地球文化交流会北方支部設立式の際に訪問し、理事長による文化講演会、武道交流会を開催後、昨年の神戸で行われた一周年記念大会に宋益喬副学院長が駆けつけるなど交流が重ねられてきました。
 授与式に臨んだ河野理事長は、趙潤生学院長から認証書を受けました。
 その直後の武道交流会で理事長は、講堂に集まった聊城師範学院の生徒を前に、名誉教授として初めて河野容雄師範を相手に美剣体道を披露、「武術は人を倒すためのものではなく自分を守るためのもの。本当の強さは、自分は神体の力を抜き、相手は自分の力で倒れて行くような生き方ができる人だと思う」と武道の神髄を語りました。
 一行はまた九日に張偉・北方支部長の案内で済南市に建設される地球文化交流会館の予定地などを視察しました。同会館は済南市民のマンション群の一角に、来年九月の三周年に向け急ピッチで建設が進められています。
 此の地はその昔、山紫水明を誇った霞の里でありますが、今はその面影無し。せめては文化交流会館の建設を機に清流を呼び涼風を吹かせたく努力しています。乞う御期待!